セルフケア・生活改善 お役立ち情報

住まいの環境づくり

 

片頭痛の人は、光や音、においの刺激によって頭痛が誘発されることがあります。また、頭痛発作時には光や音、においに対して敏感になります。そのため、できるだけそうした刺激を減らした住まいの環境をつくることが大切です。

片頭痛の誘因を減らす工夫を

片頭痛の人は視覚の感受性が高く、まぶしさ、蛍光灯のちらつき、ストライプや格子柄のようなコントラストの強い模様などが頭痛発作の引き金(誘因)になることがあります。
ある実験では、片頭痛の人にLED・白色蛍光灯・電球色蛍光灯の3種類の光源のうち、どの光源をまぶしく不快に感じるかを調べたところ、LEDがもっとも不快に感じたという結果が示されています。LEDは、複数レンズのものなどでは網膜に多重の影が残像として残ったり、また光の直進性、波長などから、片頭痛発作の誘因となる可能性が高いことが示されています。

片頭痛の人もそうでない人も、自分にとって理想的な照明・心地よい光を探してみるとよいかもしれません。例えば、光源はできるだけ白味を抑えたあたたかみのあるもの、いわゆる“電球色”を選び、点けるか消すかではなく、調光してみることが大切です。調光器つきのものでなくとも、間接照明やフードのついた小さな電球などで工夫して、そのときそのときの明るさを調整するとよいでしょう。また、可能なら壁紙は白色以外、カーテンや家具もラメや金属など光を反射する素材を避け、インテリアを選ぶ際にはストライプや格子柄などの模様にも注意しましょう。また、パソコンの照度も調節しておきましょう。
カーテンはうっすら太陽光を通すものを使用しましょう。光を完全に通さない遮光カーテンは、朝起きてカーテンを開けた時に、まぶしい太陽光がいきなり目に飛び込んできて刺激され、頭痛を引き起こすことがあります。

また、片頭痛の人はにおいにも敏感で、衣類の洗剤や柔軟剤、芳香剤や消臭剤などの刺激で頭痛を起こすことがあります。においの強いものは部屋に置かないようにし、タバコや食べ物のにおいがこもらないように、こまめに換気しましょう。