片頭痛の治療と予防

市販鎮痛薬の豆知識

 

軽度の頭痛であれば、市販の鎮痛薬でも対処可能です。ただし、ひとくちに市販の鎮痛薬といっても、含まれている成分や配合のしかたは異なりますし、同じブランド名でも「ハイ」や「プラス」などがつくかつかないかで成分が違う場合もあります。パッケージや添付文書をよく読み、上手に使いましょう。

市販鎮痛薬の主な成分と作用一覧

図 市販鎮痛薬の主な成分と作用一覧 図 市販鎮痛薬の主な成分と作用一覧

市販鎮痛薬の上手な選び方・使い方

トリプタン系薬剤が痛みの原因を抑えるのに対して、市販の鎮痛薬はすでに起きてしまった炎症を抑える作用を示します。頭痛発作のごく早期に服用すると効果が得られ、予兆期や前兆期の使用でも効果があります。
ただし、「もしかしたら痛くなるかも」という段階での予防的な服用を習慣にしてしまうと、頭痛薬の飲み過ぎが逆に頭痛を引き起こす「薬剤の使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛)」に陥ってしまうおそれがあるので、注意してください。また、主成分が複数配合されているものやカフェイン(無水カフェインもしくはカフェイン水和物)が含まれているものは習慣化しやすく「薬剤の使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛)」になりやすいので気をつけましょう。

とくに鎮痛薬を毎月10回以上使用している方は、「薬剤の使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛)」のおそれがありますので、医師に相談しましょう。

詳しくは「薬剤の使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛)って?」へ