片頭痛の治療と予防

エルゴタミン製剤

 

エルゴタミン製剤は、古くから片頭痛の治療薬として使われてきた薬ですが、現在は、トリプタン系薬剤を服用できない患者さんや、トリプタン系薬剤で頻回に頭痛の再燃がみられる患者さんに限定的に使用されています。

エルゴタミン製剤とは

エルゴタミン製剤は、血管を収縮させる作用があり、脳の血管の拡張を防ぐことによって痛みを抑えます。
そのため、発作のごく初期や前兆のある片頭痛の場合は、前兆期に服用しなければ効果が発揮されないことが多いです。ただし、効果がなかった場合に、エルゴタミン製剤を服用してから24時間以内にトリプタン系薬剤を使用することができないので注意しましょう。

また、エルゴタミン製剤の服用によって吐き気がみられることがあり、まれに、めまい、手足のしびれなどの副作用があらわれることがあります。このような症状があらわれたときは、速やかに医師に相談しましょう。なお、血管収縮作用、子宮収縮作用があるため妊娠中・授乳中の女性は服用できません。