頭痛に関するソボクな疑問

いろいろな頭痛

 

監修:富士通クリニック 五十嵐 久佳 先生

Q

風邪をひいたときの頭痛は慢性頭痛とは違うの?

A

慢性頭痛とは原因が異なります。

風邪をひいたときの頭痛は、鼻やのどの炎症が関与して頭痛が起こるのだろうと考えられます。たいていは頭が重い程度で、市販の鎮痛薬を飲むことで治まります。ただ片頭痛の人は、外部のさまざまな因子や体調の変化を刺激として感じやすく、風邪をひくことによって片頭痛が起こる場合もあります。 その際、紛らわしい頭痛として、風邪をひいて頭がガンガン痛い上に高熱が出て、吐き気を感じたり、目がまぶしいといった症状を伴うようなら、髄膜炎の可能性もあるのですぐに病院に行きましょう。

Q

二日酔いの頭痛って何?

A

アルコールにより血管が拡がったために起こる頭痛です。

体内にアルコールが入ると、アセトアルデヒドという有害な物質に分解され、脳血管の周りに炎症を起こさせてしまうのです。脳血管が拡張し、血管周辺の神経が刺激されることで、「ズッキンズッキン」とか「ガンガン」といった脈拍に合わせた強い痛みが生じます。二日酔いには、消炎鎮痛薬が効果あります。

Q

アイスクリームを食べたときの頭痛は何?

A

「アイスクリーム頭痛」という頭痛です。

アイスクリームやかき氷を食べるときのキーンとした頭の痛みは、「冷たいものの摂取または冷気吸息による頭痛」、通称“アイスクリーム頭痛”といわれ、冷たいものを食べた刺激が神経を伝わって、前頭部の痛みとなってあらわれたものです。片頭痛の患者さんによくみられるという意見がありますが、片頭痛の発作ではありませんし、片頭痛を誘発することもありません。
「アイスクリーム頭痛」については坂井 文彦 先生のページに詳しく解説されています。
「坂井文彦の頭痛の種明かし -頭痛のメカニズムを知って、自分で治す-」カキ氷頭痛・アイスクリーム頭痛