ひと口に頭痛といっても、緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛では、原因や痛み方などがそれぞれ異なるものです。頭痛のタイプによって、対処法や治療法も違ってきます。
どのタイプの頭痛なのか、それがあいまいなままだと、せっかく治療を受けても十分な効果が得られないこともあります。また、そればかりでなく、さらに症状を悪化させることにもなりかねません。自分の頭痛のタイプを正しく知ることは、たいへん重要なのです。
たとえば緊張型頭痛の場合、軽い運動や入浴によって痛みがやわらぐものですが、もし片頭痛の人が同じことをすると、かえって症状が悪化する場合が多いのです。
また脳の血管が拡張して起こる片頭痛の治療に用いられる、血管収縮作用のあるくすりを緊張型頭痛の人が服用したらかえって痛みを悪化させることもあります。
頭が痛くなるたび、ただ漫然と市販の鎮痛薬をのんで痛みを抑えるといった対処法は、その場しのぎにすぎません。頭痛のタイプを正しく判断して症状を改善するために、専門医の診察を受けるようにしましょう。 |