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スッきりんのバイバイ頭痛講座
総監修:坂井文彦先生 北里大学医学部内科学教授
スッきりんと学ぶ頭痛基礎講座
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どうして起こるの? 頭痛発症のメカニズム
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危険な頭痛って何があるの?
■くも膜下出血 ■脳出血 ■感染症 ■脳腫瘍
imageー危険な頭痛
 頭痛の中には、くも膜下出血や脳出血、感染症、脳腫瘍といった脳の病気によって引き起こされる「危険な頭痛」があります。何の前ぶれもなく突然あらわれる激しい頭痛には、とくに注意が必要です。
 

■くも膜下出血
 突発的な激しい頭痛でまず疑われる病気が、「くも膜下出血」です。くも膜下出血は、脳の動脈にできたこぶのようなふくらみ(脳動脈瘤/のうどうみゃくりゅう)の破裂などによって血管が破れ、脳をおおうくも膜と軟膜のすき間に血液があふれてしまう病気です。くも膜下出血を起こすと、たいていは「後頭部に雷が落ちたような」、とか、「何かで殴られたような」などと表現される激しい頭痛におそわれます。しかし、出血のしかたや程度によって、頭痛の感じ方、あらわれ方は異なります。出血がひどい場合は、激しい頭痛におう吐、けいれんなどを伴い、意識を失うケースもみられます。数秒から数時間で意識は回復しますが、なかにはこん睡状態に陥り、そのまま死に至ることもあるのです。
 出血の量が少ない場合、首の付け根からうなじのあたりにかけて痛みを感じたり、首すじが硬直したりします。また、頭痛というより、むしろひどい肩こりを感じるケースもみられます。
 くも膜下出血では、大出血の数日〜数週間前に、突然頭痛が起こることがあります。この時の痛みも、脳動脈瘤からのごく小規模の出血と考えられています。これまで経験したことのない、雷が落ちたような激しい痛みがあらわれたときは、脳神経外科での一刻も早い処置が必要です。
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くも膜下出血 脳出血
■脳出血
 脳出血の場合は、脳の動脈が破れて脳の中に出血し、血液のかたまりができて脳を内側から圧迫するために、頭痛を起こすことがあります。吐き気やおう吐を伴うケースもみられます。とくに、手足がしびれてうまく動かせない、ろれつがまわらない、物が二重に見えるといった症状を伴うときは、脳出血の可能性が高いといえるでしょう。
■感染症
 後頭部が強く痛んで首すじが硬直し、38〜39℃の高熱を伴う場合は、くも膜や軟膜の炎症による髄膜炎が疑われます。髄膜炎の頭痛は、からだを動かしたり、頭を振ったりすると痛みが強まる点も特徴です。
 ウイルスの感染によるウイルス性髄膜炎は、自然に治るのでさほど心配はありません。しかし、細菌の感染による細菌性髄膜炎は、治療が遅れると死に至るケースもみられるので、高熱を伴う強い頭痛が起こったときは、早急に医師の診察を受けることが大切です。
■脳腫瘍
 頭全体、あるいは一部に圧迫感や頭重感、鈍痛が続き、突然吐いたり、けいれん発作におそわれるようなときは、脳腫瘍が疑われます。脳腫瘍による頭痛は、腫瘍のために脳内の圧力が高まることで起こりますが、とくに朝方に痛むケースが多いようです。腫瘍が大きさを増すにつれて、常に痛みや頭重感を覚えるようになります。腫瘍のできた脳の部位によって、頭痛以外にもさまざまな症状があらわれます。たとえば、視力が低下する、視野が狭くなる、物が二重に見えるといった視力障害が起こったり、手足に力が入らない、動かせないといった運動麻痺(まひ)、あるいは耳鳴りやめまいが生じることもあります。

ギモンがスッきりん!
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